今、木製の玩具が見直されている。
3年前ぐらい前から売られるようになった”Draisienne”(ドライジーネ)という、
2−5歳用の小さなペダル無しの自転車。
友達の息子が愛用してたり、公園でも良く見かける木製のDraisienneがとってもかわいい。
Draisienneとは自転車の祖先に当たる乗り物。
現在では実際に製作されたことが確認できる二輪自転車の祖先とされる。
これは、1817年にドイツのカー ル・フォン・ドライスによって発明された木製の乗り物で、
前輪の向きを変えることができるハンドルと、前後同じ直径の2つの車輪を備えている。
クランクやペダル、チェーンといった駆動装置は持たず、足で直接地面を蹴って走るものであった。
このため確かに二輪自転車の原型ではあるが、自転車そのもの の始祖とは言い切れないらしい。
Draisienneのいい所はこのペダル等の駆動装置がないので、足で直接地面を蹴って走る事により平衡感覚が自然とつき、
ペダルつきの自転車に乗るころには補助がなく直ぐ乗れるというもの。
それに乗っているところを見るとすごく楽しそう! 3歳なのにぐんぐん進んでいく。
友達の息子はDraisienneに乗っていた。
5 歳になった今、補助なく自転車に乗れ田舎に行くと家族で自転車に乗って海まで行くとか。
私が小さいころはお父さんが後ろに付いててくれて沢山練習しました(今となってみれば楽 しい思い出)。
しかしDraisienneさえあればあざをつくることなく子供もこの後、楽に自転車に乗れるただろう。
私の娘は祖父母が買ってくれたピンクの補助付き自転車に乗っている(Draisienneを知らなかったので)。
この間ブルターニュ旅行のとき娘は補助を取って練習したが、なかなか難しい。
早く乗れるようになると良いな。
それよりも私の腰がついていけるかしら。
column by/Misako
Jean Paul Gaultier のStudioにて11年半勤務
カラーコーディネイト・プリント・生地の染色からコンサート等のイベント用の衣装担当
ただいま、新しいプロジェクトを進行中
5歳半の娘のママでもある