パリにはオーナーの特色がきっちり打ち出された本屋さんがたくさんあります。
そして、よく見かけるのがショウウィンドウのこんな張り紙。
[◎月▲日00h00から、この作者が来てサイン会とアトリエをやります]とか
[◎月▲日00h00から、この作者が来てサイン会と読み聞かせをやります]など
今回はそんな楽しいイベントをご紹介します。
小さいながらも絵本のセレクトやテーマに合わせたショウウィンドウのディスプレイにもファンが多い”LIBRAIRIE PAGE 189”
今回はDidier Cornille初の絵本「BON VOYAGA」と「MINI MAX」のサイン会とアトリエです。
16時からパラパラと子供達が集まり始めました。
小さな子供も大歓迎で、ショコラやボンボン、ジュースなども揃っていて、パーティのようです。
まずはディディエさんのテーブルでほしい絵本を選び、自分の名前を伝えます。ディディエさんの場合サインというよりも子供達の名前を絵文字にするという懲りよう。出来上がるまでに時間が掛かります。
それを待っている間に、ディディエさんが書いた丸や三角、洋服、、、に今度は子供達が書き足していきます。
ディディエさんとのコラボレーションの作品が出来上がるわけです。
2歳児、4歳児でもかなり楽しめました。そして、出来上がった絵文字のサインとなんとイラストまで描いてくれました!
子供達は大満足。これは一生の宝物です。
みなさんもパリに行ったら、まずは本屋さんの張り紙に注意して下さいね。
運が良ければ作者のサイン会にぶつかるかもしれません。
Didier Cornille/ディディエ・コーニーユ
パリの装飾美術学校のデザイン科に在籍。
在学中に彼の仕事への道を方向付けることになる、デザイナーの
エトール ソッサスにミラノで出会う。先ず、チュニスの美術学校の
デザインの教授に任命され、その後、トゥルコワンで、そして
パリのISSAで教鞭をとり、現在ル マンの美術学校で教えている。
1988年にFIACREの奨学金を受けたことにより、マルセイユの
CIRVA ガラスの研究を続けている。
photo by Matsunaga Manabu
column by chocolatmag
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