蚤の市に行くとなぜか目についてしまって必ず買ってしまうものがよくあります。
その必ず買ってしまうシリーズの第2弾で『子供の椅子』
小さいサイズなのに見事なまでの美しいデザインにまずうっとり。
私のベクトルは別にデザイナーヴィンテージのものではありません。
手のぬくもりが感じられるほっこり感のある椅子が好みです。
ある時期は何故かロッキングチェア、揺り椅子に夢中でした。
木の暖かみあるほっこり感、計算された丸み、そしてゆらりゆらり。。。
蚤の市で買っては、元々のペンキをはがして、傷を直し、ニスを新しく塗りなおして
我が家の一員になります。
子供用は東ドイツ製であろうスキーのそりのようなミニロッキングチェアに一目惚れ。
座るところに手彫りがしてあるのが胸キュンです。
時期によって自分の好みは変わりますが、なぜか家に持って帰ってくると今までそこにあったかのように
馴染むのがアンティークのいいところだと思います。
子供がぴったりサイズの椅子にすわっている姿もとても愛おしいシルエットですが、
我が家では本を飾ったり、シーズンの帽子を重ねて置いたりとちょっとしたコーナーの
インテリアとして機能をしています。
蚤の市で自分好みの椅子に出会うのは運命的なものですが、蚤の市ではなくても必ず好みのものが
見つかるお店が北マレにあるBalougaです。
このお店は子供の椅子や、勉強机など、子供のインテリアショップ。
ミニミニの世界観が眺めるだけでもうっとり。
コンテンポラリーなデザイナーズのものから、ヴィンテージのものまで、
自分好み、ちびっこ好みを選べると思います。
是非とも親子で訪れたいお店です。
Balouga
25, rue des Filles du Calvaire 75003 Paris
火曜日から金曜日 : 12h30-19h00
土曜日 : 14h00-19h00
日・月・祝日定休
column by タカナカ マサエ/Takanaka Masae
パリ在住スタイリスト
モビレットに乗ってパリをパトロール中