日本の誕生日会というと、友人や家族等から祝って"もらう"というのが基本ですよね。ご存知の方も多いと思うのですが、ドイツではもちろん祝ってはもらうのですが、誕生日を迎えた人がゲストに対して食事やデザート、ドリンクまで用意するのが基本だといわれています。
しかし、最近はというと誕生日を迎える人それぞれであり、ケータリングにオーダーし100名近いゲストに対して食事もドリンクも大振る舞いをする方もいれ ば、公園でバーベキューをし、食事はこちらで用意するので何かドリンクを持参してください。といったスタイル等、さまざまになってきてるようです。
ちなみに去年、私の誕生日会はドイツ流にしなければ!とガチゴチになってレストランを予約。"食事もドリンクも全額こちらが支払います"形式にしました。決して多くはない人数だったにも関わらず結果的に翌月、懐事情が大変苦しいことになりました。無理は禁物です!
今回は一風変わった?誕生日会を紹介します。マンガ家であるSusanne(スザンネ)の誕生日会は去年がビーチバレーボール大会+アスレチック。今年は卓球大会でした!実のところ私はスポーツが大の苦手でして、去年も今年も日陰でドリンク片手にスポーツ鑑賞のみ。
私のグウタラ具合を見かねたスザンネが「なぜ、去 年も今年もスポーツを取り入れた誕生日会にしてるかというと、私の誕生日会で見知らぬ者同士がスポーツをすることによって交流し、知人、友人になる機会を 与えたいから。普通の誕生日会より断然、会話しやすいでしょ?でもあなたはいつも不参加だわね!」と...
彼女の意見はごもっともです。日本でも少なくないと思うのですが、こちらでも誕生日会で知り合い同士、友人同士が固まる傾向にあります。提案は非常に心のこもったもので、初対面同士に出会いのチャンスを与えたいという配慮だったのでした。
そして仕事とは別に、大人になってからの新しい出会い、友人作りは難しいと聞くことが多いですが、実際は自分次第なんですよね。来年はグウタラ参加を卒業し、積極的に皆の輪に入ってスポーツにチャレンジしようと思っています!
Column by 藤原恵美 / Emi Fujihara
ベルリン在住、ヴィンテージ雑貨や食器を扱う
DILL objectsのオーナー&バイヤー
www.dill-objects.com
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