編集者という職業柄か?
いろいろな国にセンスの良い、情報通な友人がいる。
そして、いつも心のこもった素敵な贈り物を頂く。
去年の夏、同じ時期に日本帰国していたドイツに住む友人。
彼女とは20代の頃にはまだ知り合っていなかったが、ちょうどその頃、同じひとりの女性とそれぞれにとても仲が良かった。
ということを、10年ぐらい前に知った。
偶然にも彼女とchocolat papaは仕事をよくしていて、その関係で会うことができたのだ。
それからは赤ちゃんが生まれるたびに、ヨーロッパいちばんのおもちゃ大国”ドイツ”ならではの素敵なおもちゃ、
すばらしい赤ちゃんのニットなどを届けてくれた。
私の出産ラッシュ(笑)が終わると、育児で疲れた私のためにバスオイルを、、、。
そして、今回は見るからにドイツっぽいパッケージデザインのチョコレート。
ふたを開けると、モダンな3色の正方形。
銀紙は取っておくだろう色合いだ。
1ミリあるか?ないか?の極薄チョコレートは、口の中に入れるとパリッと割れ、トロリととける。
勝手な想像だけれど、パーケージデザイン、ふたを開けた時のわっとした喜び、口の中に入れた時の幸せ感。
彼女は私がこれらすべてを感じるだろうとわかっていて、これを選んでくれたのではないか?
と思う。
心を込める、ということをいつも思い出させてくれる。
彼女は私にとって、そんな存在だ。
column by chocolat maman
パリ在住:編集者&スタイリスト
chocolatmagの編集長
高齢出産から始まり、今は3児の母である
FIGARO.jpで[パリの子ども事情]
OPENERSで[パリところどころ]連載中
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