パリのこどもたちは春休みです。
ここ数年、夏休みよりも良いお天気の春休み。
なのに今年は寒いしお天気もくるくる変わりやすいのです。
ちょっと遠出をしてみよう! という気分にはなりません。
ピクニックも出来ないなんて!
そこで、chocolatmagのこどもたちは、美術館へ行くことにしました。
日本、中国、韓国、インドの古い装飾品を常備展示しているオリエンタルな美術館です。
歴史的なことはざっと話して、あとは勝手気ままに館内を歩き回ります。
”これが好き””私はこれが奇麗だと思う””この器でおそば食べてみたい”
という具合に。
MOEは刀の鍔が気に入ったようです。
MEIはインドのお面、真似しています。
『スーホの白い馬』国語の教科書に出てくるお話を思い出したMOE。
いい線いっています。
モンゴルの装飾品。
”この布ソファーにかけたら良いと思う”とMEI。
それは素敵だと思うけど。
インドのキルトです。
3月からのエクスポジションは[SHO]日本のコンテンポラリーな書を展示。
日本のビデオなども流れていて”日本語だよ!”とそれだけでも嬉しいこどもたち。
フランス生まれだけれど、日本語は自分たちの言葉なのですね。
円形の古書を揃えた図書館もあり、くるくる歩くだけでも楽しい(写真左)。
4歳児MIAは古いお面や鎧が怖くて売店で待機。
こんなブローチを買ってもらって待っていました(写真中)。
パリの美術館や教会は、こんなパンフレットをこども向けに配っています。
ギメ美術館についてクイズやイラストで復習するための物(写真右)。
これがなかなかうまくできていて、こどもたちに人気なのです。
帰りのカフェで熟読。
その間にchocolat maman&papaはゆっくり一休みできるのでした。
さて、春休み後半、次はどこへ行こうかな?
info:Musée Guimet
sho 5月14日まで開催
http://www.guimet.fr/fr/
Column by chocolat maman
パリ在住:編集者&スタイリスト
chocolatmagの編集長
高齢出産から始まり、今は3児の母である
FIGARO JAPON [パリの子ども事情]
OPENERS[Paris vu par Maiko]
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