-006. Tadaaki Wakamatsu×Q-pot.

特別編 papa createur

maman creatriceの特別編、パパのお仕事、パパの子育て。

二人のお嬢さんを持つQ-pot.デザイナーのワカマツ タダアキさんにお聞きしました! 

今回はPARIS滞在中のインタビューです。

 

papaのお仕事はQ-pot.を作ること。

パリの展示会TORANOIのQ-pot.のブースにお邪魔しました。

chocolatmagのこどもたちは「これ本物?」かじりかけのショコラを見て「これ誰がかじったの?」などと大興奮。

本物と見間違う程の精密なスウィーツのアクセサリーは、こだわり抜かれた技法、素材で作られています。

「みんなを幸せな気分にさせるもの、ワクワクさせるものって何だろう? 

と考えた時、スィーツは小さいこどもからお年寄りの方まで、そして男性でも女性でも好きですよね。

それをアクセサリーで本物そっくりに作ってはどうかと。

今年でQ-pot.が始まってちょうど10年なんですが、最初はひとつひとつ手作りで、少量生産でした。

この10年で少しずつシリーズも増え、これが笑顔の連鎖となって今では世界中に広がっているんです」とワカマツさん。

「仕事とは? 僕の作ったアクセサリーをつけて幸せになってもらうことです。ドネーション・プロジェクトも2009年から始めました。chocolatmagのコラムでも紹介した東北支援プロジェクトを入れると6プロジェクトとなります。

いろいろな人に支えられて生きてきました。

今度は僕がお返しをする時だと思うんです。」

 

素敵は作品を作る人は、素敵な考えを持っている。

そんなワカマツ タダアキさんのお仕事のお話でした。

 

Tadaaki papaの子育ては.....

ふたりの女のコはいつもおそろいのワンピースを着ています。

おなじ帽子に、おなじバック、ぱっちんどめの革靴もいっしょ。

色と背の高さだけ違います。。。。。

そんな絵本から抜け出てきたような娘さんを持つタダアキパパです。

 

★教育の軸は?

「人の役に立つ人間になりなさい。ということを常に話しています。

我が家では、こどもにはちょっとキツいかな? というような映像なども見せることもあります。

今世界ではこんなことが起きているんだよ、というふうにちゃんと説明します。」

 

★休日の過ごし方は?

「ショップがオープンするというのもあったのですが、ここのところ毎年ハワイに行っています。

週末は大きな公園に行くのが好きです。

そして、宝塚を家族でよく観に行きます。

家では娘達が宝塚ごっこを、衣装をとっかえひっかえ披露してくれます。

僕はビデオ撮影担当です(笑)。 」

 

★こどもができて作風に変化はありましたか?

「新作のアクセサリーを作るのはもちろんのこと、本当のクッキーをこども達と作るのも僕担当です。

上の子が小さいときにスウィーツをグチャグチャに食べている姿を見て”自分をデコレーション”するのも有りかと、気付いたんです。

こんな風に、こどもの姿を見たり、成長を見て僕自身も成長するし変化していく。

今までは年間行事なんてほとんどしなかったけれど、お正月から始まり、節分、ひな祭り、お花見、端午の節句、、、。

そうするうちに、旬な物を旬なときに、Q-pot.のアイティムも季節で分けて並ぶようになったんです。

“季節を感じながら楽しむ気持ち”が分かるようになった。

これは、こどもたちにもらった大切なことのひとつです。」

 

 

ワカマツ タダアキさんのコラムはこちらから>>おや!コミュニケーション

 

ワカマツ タダアキ/ Tadaaki Wakamatsu
8歳と6歳の二人の娘をもつパパであり、アクセサリーブランド<Q-pot.>デザイナー
個性溢れる<ポジティブアクセサリー>を世界中で展開し、世界中に”笑顔の連鎖”を広げ続けている
Q-pot. Official Site: http://www.Q-pot.jp

 

photo by Matsunaga Manabu
Text by chocolatmag