Deguisement(デギズモン)はフランス語で“仮装”という意味。
私も子供達のお陰でこの単語を知りました!!
バースデーパーティーの招待状に書いてあって…へえ、仮装をするのかあ!!と単語をひとつ覚えました!!
しかし…“仮装”は子供達だけのものではありません。
大人だって張り切って仮装します!!
ディナー、バースデーパーティー、結婚式…
みんな趣向を凝らして、挑んできます!!だから、挑まれたほうも受けて立つ!!
“仮装”はある意味、旅のようなもの。
違う国への、違う時代への……
アメリカ人と中国人のカップルのイタリアでの結婚式に出席をしました。
金曜日の夜は前夜祭ということで、ローマ市内のパラッチオを借り切ってのパーティー。
テーマは『大旅行』
う~ん、難しい…。このテーマは解釈が人それぞれ…
多くの出席者は中世をイメージしたようですが、私達はフィッツジェラルドとゼルダのイメージ。
ローマ市内で購入したカーテンの飾りに使うリボンで頭にアクセント!!
新郎新婦も出席者たちも、それぞれが楽しんでいました!!
これまでにも、“ジプシー風” “成金風”とか“サントロペ風”など、様々なテーマのパーティーがありました。
正直…服を考えるのは面倒臭いな~と思う事もありましたが(笑)、やっぱりフランス人って楽しむ為に生きているんだ!!!と、
こういうときに改めて感じます。
さあて、今度はどんなテーマがやってくるのかしら?
column by 中村江里子/Nakamura Eriko
1969年東京都生まれ
立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる
2001年にフランス人のシャルル エドワード バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す
妻であり、3児の母でもある
現在は、パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆、講演会等などの仕事を続ける
「エリコ・パリ・スタイル」(マガジンハウス)「ERIKO STYLE暮らしのパリ・コラージュ」(朝日新聞出版)
「女四世代、ひとつ屋根の下」「マダムエリコロワイヤル」ともに(講談社)
新刊「ERIKO的 おいしいパリ散歩」(朝日新聞出版)と多数
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たのしや (木曜日, 21 6月 2012 16:39)
コスチュームパーテイーですね。英語のDisguiseも似たような意味がありますが語源が同じなんでしょうね。
ラテン系の生き方と言うとそうかも知れませんね。イタリアの親戚に会いに行った時に街がかりのコスチュームパーテイー
がありました。どれだけコスチューム製作にかかったであろう時間のことを話していると、親戚がぽろっと「そのエネルギー
を彼らも仕事にも使えばいいんだけどね...」と言っていたのをつい思い出してしまいました。
幸代 (金曜日, 29 3月 2013 10:54)
郷に入りては郷に従え。江理子さんは、日本を離れてから、より生き生きされているように感じます。江理子ライフを沢山発信してください。楽しみにしています。