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「あといくつ寝るとクリスマス♪」
我が家の娘たちは、毎朝アドベント・カレンダーのチョコを頬張りながら、クリスマスの日をまだかまだかと心待ちにしています。
サンタさんの存在を信じている次女は、「あんまり大きなおもちゃをお願いすると煙突の中に入らないね。」っと、
暖炉を真剣に見つめて、プレゼントの到着をリアルに心配しています。
さて、12月入ると街のあちこちで子供向けイベントやプチセールが開催されます。
こういった催し物は、毎年クリスマスプレゼントで頭を悩ます親達にちょっとしたヒントやアイデアを提供し、
クリスマス商戦を展開します。
今回私達が訪れたのは、「Mini Vintage」という一日だけのイベント。
会場には、50~80年代の学習机や学校で使用されていた椅子、子供の古着、おもちゃなどがとてもおしゃれにディスプレイされ、
ボボ(Bobo)なフレンチファミリーの購買意欲をそそります。
(Bobo: Bourgeois-bohèmeの略、ブルジョワ的裕福さと自由奔放で庶民的なボヘミアン的 スタイルの両方を兼ね備えた人々)
とは言え、普通の蚤の市やブロカントの相場を知っている人にとってはプライス設定は少し高め。
私達は可愛く15ユーロの緑の古着マフラーを買い、あとはお祭り気分でひたすら見学です。
フェイスペインティングやお絵描きコーナーなども設けられ、マモンがゆっくりショッピングをしている間、
キッズたちも楽しく過ごせるよう工夫されています。
そしてこのイベントのもう一つの見所は、開催場所のBastille Design Center。
19世紀に建てられたこの工業建造物は、当時のまま大事に保存され、現在はこのようなイベントや展示会などに再利用されています。
木造廊下に取り囲まれた吹き抜けスペースは、天窓からの柔らかい光が注がれ、
そのノスタルジックな色合いはイベントテーマと見事にマリアージュしていました。
古い建築やモノには実はどこか新しさが潜んでいて、今回はそんな新鮮なスタイルやデザインをたくさん発見出来た、
楽しいイベントでした。
Infos:
Mini Vintage
Bastille Design Center
74, Boulevard Richard Lenoir 75011 Paris
http://www.bastille-design-center.com/
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どこのお家も、12月はプレゼント探しに大忙し。
私も子供達が学校へ行っている間、サンタに扮してパリの街を駆け回り、今も奔走しております。
その合間合間に見つけた、ノエルに色づくパリの街を最後にスナップでお届けしたいと思います。
この一年、「Paris Promenades」におつきあい頂いて、本当にありがとうございました。
どうぞ皆様、素敵なクリスマス、そして少し早いですが健やかで良いお年をお迎え下さい。
Joyeux Noël et Bonne Année!
column by Michiko P.
日本、フランスで長年貿易の仕事に携わり
現在は新しいフィールドを模索しながら充電中
暇があれば、銀塩・デジタルカメラを持ってパリを遊歩する
仏人オットと娘2人の4人暮らし
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