毎年12月はドイツではクリスマス・カウントダウンのお祭りです。
アドベントと言って4週間前から毎週末、キャンドルを灯し、ケーキやお菓子を食べます。AdventCalenderを知っていますか?第1アドヴェントの日からクリスマスまで1つ1つ扉を開けていくカレンダー。チョコレートやお菓子が1日1つ食べられるのが嬉しいね。
この頃からクリスマスマーケットがスタートします。ロバに乗ったり、空飛ぶ円盤とか移動遊園地の乗り物がキラキラ、子供だったら乗れたのになあ。バナナや りんごなどフルーツをカラメルやチョコであえたものは定番。屋台の前を通ると甘香ばしいナッツの香り、ついつい買っちゃいます。ダンプヌードルという蒸し た白いお饅頭に温かいカスタードとシナモンがかかったお菓子は素朴だけれどこの時期にしか食べられない大好物。暖まるねー。
ニュールンベルク (南ドイツ)が発祥ということですが、マーケットにはクリスマスの訪れを知らせるクリストキントという天使のような女の子が登場します。クリスマスのシン ボルの1つ。そして、サンタクロスはドイツではニコラウスと呼ばれています。子供を助ける聖人ニコラウスは「子供たちはいい子にしているかー?」と第1ア ドベントの後のニコラウスの日に登場します。その後、いい子にしているとクリスマスにニコラウスがツリーの下にプレゼントをそっと置いておいてくれるよ。
そうこうするうちにもう、クリスマスだわ。子供の頃はサンタさんのプレゼントの他に親戚のお姉さんからケーキやプレゼントをもらうのが嬉しかったな。だからクリスマスは子供や親しい人たちになるべくプレゼントを渡したい。というか、クリスマスの頃出回るものが大好きなんです。ドイツのような寒い国はクリスマスが冬を超す年間を通しての一大イベントだからファンタジーいっぱいの素敵なプレゼントがいっぱい。渡すのが楽しみだなー。
Frohe Weihnachten!
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column by Yumiko Urae/浦江由美子
ライター・コーディネーター
べルリンを拠点にヨーロッパのデザイン、カルチャーやアートシーンをカバー
「ブルータス」「カーサ・ブルータス」を中心とした媒体他
この頃はコンテンポラリー・ジュエリー啓蒙活動、日本の作家
クリエイターをヨーロッパへ紹介など幅広いコーディネートしています
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