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流行スポットとして注目を浴びるようになってかれこれ久しい北マレ。
ブルターニュ通り(rue de Bretagne)を基点に、東西南北へと小粋でおしゃれなトレンドが広がり、
今もなおファッション、アート、グルメなど新しいトピックを発信し続ける益々ホットなエリアです。
この界隈の楽しみ方は、兎に角歩いて歩いて、彷徨うように小さな道へ飛び込んでみましょう。
扉が開いていれば、ちらっと中を覗いて、秘密のステキな中庭や邸宅を見つけるのもお勧めです。
今回はメトロ・レパブリック駅(République)で下車して、タンプル駅(Temple)界隈の北マレへ。
平日のお昼前だったので、ランチを食べにお家に帰る子供連れのパパorママをたくさん見かけました。
因みに、パリの幼稚園・小学校のランチは給食組、お家組、給食+お家組(曜日によって異なる)の3通りあって、
基本的にそれぞれの家庭の意向でチョイス出来ます。
「騒がしい学校給食よりお家でゆっくり静かに食べさせたいわ」と何人かの仏人ママが話していたけれど、
私が小学生の時は、友達と一緒に食べた給食時間が一番楽しかったな。
さて北マレのこの辺りに来ると、必ず立ち寄りたい小さな通りがあります。
「今日もいてるかな?」とウキウキしながらその通りを曲がると、いましたいました、メスのチャウチャウ犬”リリー”。
いつもお尻を向けて伏せているリリーは、名前を呼ぶと愛嬌たっぷりな大きな顔をこちらに向けてくれます。
ここを偶然通りかかったアメリカ人は、リリーの悠然たる姿に魅了され、
”ライオン”みたいだねっと目を細めて何度もカメラのシャッターをきっていました。
名物犬に挨拶をした後、更に奥へと歩いて行くと、アートスクール"Les ateliers Terre et feu"の赤塀が目に入ります。
そしてまた更に20mほど進むとそこはもう行き止まり。
どこからか聞こえる話し声や食器を洗う音、お天気が良かったので窓を開けている人が多かったのでしょうか。
静かなその通りは小さな生活の音が響き渡ります。
帰りに、2月にオープンしたばかりのコンセプトショップ"The Broken Arm"へ立ち寄りました。
小洒落たカフェでランチを!といきたかったけれど残念ながら満席だったのでとりあえず退散。
丁度、目の前にあるタンプル・スクエア(Square du Temple)でひとまず休憩することに。
歩き疲れた時にはベンチと緑。パリの街はいつもホントにいいタイミングで身体を休ませてくれます。
Infos:Les ateliers Terre et feu
http://terre-et-feu.com/
Concept store "The Broken Arm"
12, rue Perrée 75003 Paris
http://www.the-broken-arm.com/
Metro3,5,8,9,11番線République駅
Metro8番線Filles du Calvaire駅
Metro3番線Temple駅
column by Michiko P.
日本、フランスで長年貿易の仕事に携わり
現在は新しいフィールドを模索しながら充電中
暇があれば、銀塩・デジタルカメラを持ってパリを遊歩する
仏人オットと娘2人の4人暮らし
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