30日 3月 2014

Atelier Nétsukè

 

皆さんは「根付」ってご存知ですか?（ネツケと読みます）

印籠（ピルケース）を帯に留めつける小さなアクセサリー、江戸時代の携帯ストラップです。日本では長らく忘れられていた小さな工芸品ですが、欧米には熱心なコレクターが沢山いて、各国のアジア美術館でも人気の一角を築いています。パリにも欧州で一二を争う立派なコレクションがあり、ひっそりと一般公開されています。それがギメ美術館グループのMusée d’Ennery（59 avenue Foch Paris-16e）なのです。

 

この完全予約制の小さな美術館で、4月5日（土）に子供向けの根付ワークショップが開催されます。内容は、私こと夏坂眞一郎（実際に携帯ストラップの原型を作ってる人です）の手による現代根付の墨入れ教室と、美術館学芸員の解説付き展示ツアー。

 

土曜日の午後、江戸時代に想いを馳せて、「ご先祖様も今の私たちみたいに、小さくてカワイイものが好きだったんだな～」と日本文化の連続性を感じてみませんか？

 

INFO:

日時：４月5日（土）　14H00から２時間

場所：Musée d’Ennery　/　59 avenue Foch Paris-75016

参加費は子供一人につき6.30€。

予約はメールresa@guimet.frか、電話01 56 52 53 45まで。

（＊Musée d’Enneryには会計カウンターがないため、ギメ美術館かFnacでチケットを購入して頂く必要があります）

 

Samedi 5 avril à 14h00 (Durée : 2h00)

La passion pour de petits objets insolites ou de toutes petites figurines japonaises a été partagée par de grands collectionneurs il y a longtemps déjà ! En découvrant l’extraordinaire collection de figurines étranges et amusantes du musée d’Ennery les enfants découvriront de nombreuses légendes japonaises, ils pourront mettre en couleur une petite figurine sous la conduite d’un artiste japonais.

Réservation et règlement obligatoire : resa@guimet.fr ou au 01 56 52 53 45.

 

Lieu de rendez-vous musée d’Ennery, 59 avenue Foch Paris-16e

column by 夏坂 眞一郎／ Shinichiro NATSUSAKA
2000年〜パリ在住
「Nightmare Before Christmas」「もののけ姫」「ジョジョの奇妙な冒険」etc...   作った人形500個以上
油絵を勉強したのに彫刻家、日本のフィギュアを作ってるのにパリ在住

というヘンな人。文化庁から賞をもらったこともあるらしい
2009年からサンフランシスコ・アジア美術館のお正月イベント用に干支根付を提供
二児の父

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カテゴリ： atelier