いつも(平日)は、仕事でほとんど家にいないワーカホリックなパパにとっての誕生日は、少しドキドキな日だ。
その日にたとえプレゼントやケーキがなくても、あるいは「パパ、誕生日おめでとう」という言葉が聞かれなくとも仕方がない。
まあ家族みんなが健康でハッピーに過ごしていれば、それはそれで良いではないか!
それでも、子供たちがパパの誕生日を覚えてくれているのか?は、少し気になるものだ。
4月28日、今年も審判が下される日がやってきた…。
朝一番に娘のアカリからLINEで「たんおめ~」と絵文字つきでメッセージが入った!
すぐに娘の部屋に入って「ありがとうネ!」と思わずお礼を言う…。
優しい娘はいつもパパのことを気にかけてくれる。
幸先が良い、嬉しい誕生日の朝だ。
いつもの時間に出勤し、普段通りに仕事をこなしてゆく。
だが、しかし、こういう日に限って、新たな仕事がいっぱい舞い込んでくるものだ。
本当に不思議なもので、これがワーカホリックのたる所以かもしれない。
そして、この日も、いつの間にか深夜の打ち合わせへ突入。。。。
打ち合わせを終えると、仕事先の方が気を聞かせてくれて、ビールで祝杯をあげてくれる、という。
ワーカホリックなパパは、ここで「行きましょう!家族もきっと寝ちゃってますから~」と軽口を叩いてしまう。
そして、また、いつものように終電帰りだ。
終電の中で息子からLINEのメッセージが入る。
誕生日を祝おうとしているらしきビデオだが途中で切れてる…
だがパパの誕生日を覚えていてくれていることには変わりない。
それだけでとてもハッピーな気分になる。
ありがとうタイキ。
そして、とりあえず、今年も、なんとかこの日を乗り切った。
その後、暫くしてのゴールデンウィークに入った休日の夕食後,突然、ローソクが5本立ったケーキが。。。
家族からのバースデイケーキ?!
予想外の展開だ…涙!
こうして、パパの誕生日は、理解ある奥さん、そして家族みんなへの心からの感謝の日に変わる。
また、この出来事に気分をよくして、思わず、仕事にムチが入ってしまう。
そして、またワーカホリックな1年が始まる。
column by 梶谷拓生/Takusei
KAJITANI
エクスペリエンスデザインを仕事にしてます
技術やデザインやヒトを融合して新しい体験やサービスを創りだす仕事です
サッカーをこよなく愛し、今も地元チームのミッドフィールダーとして活動中
サッカー好きな長男、音楽好きの長女を持つパパでもあります
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