Study

-006.はじめての募金

こどもたちにとって毎日が”はじめて”の連続です。

何かを発見し、何かを感じ、何かを確実に身につけている。

そんなキラキラとした体験をお届けします。

女子、日本人、パリ在住、8歳になったMOEの”はじめての”レポートです。     

 

photo©manabu MATSUNAGA                                                           ↑▶をクリックするとスライドショーが始まります↑

 

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3/11日からのパリのこども達の変化は、毎日一緒にいても目を見張るものがあった。

日本では大変なことが起きている、困っている人がたくさんいる、悲しんでいる人もたくさんいる。

そして、なお余震や原発のことで不安な日々を送っている人たちがいる。

そのことをこどもなりに理解しようとした8歳児でした。

 

そんな時に、コラム[こども厨房へようこそ]のはらださちよさんからお誘いがあって、8歳児ははじめてチャリティー・バザーに行ってきました。自分のピンクのお財布を持って。

このバザーの特徴は、フランスで働く日本人パティシエ・ブーランジェ・ショコラティエたちが集まり、お菓子などを販売すると言うもの。もちろんその収益のすべてが東北地方太平洋沖地震の被災者の方々への義援金として届けられます。

MOEは大好きなお菓子の数々を自分で選び、そしてお小遣いを募金箱へ。

同じ、お金を払ってケーキやクッキーを買うのとは、ちょっと気分が違ったようです。照れていました。

そして、1€で折り紙を1枚買い(こちらも義援金となります)何かを折って作り、会場を飾りました。

 

3/11以来、まずは祈り、日本にいる家族や友達のことを想い、メッセージを絵にしたりそれを飛行機にして飛ばしたり、

日本のことを知ろうと絵本を読んだり、、、、。そんな1ヶ月間でした。

募金やチャリティーに参加することの意味や、そのときの自分の気持ちを、しっかりと心に刻んだ8歳児でした。

 

photo by Matsunaga Manabu
Text by chocolatmag

 

chocolatmagコラムの方々がこんなプロジェクトに参加しています。

コラム[にじパパ]に畠井武雄さんの”Artistes Solidaires avec le Japon” -東日本の震災チャリティーとchocolatmag.comがコラボです。→ http://www.lepivot.com/artistessolidaires/

おうちでカンタンアトリエ]のSHOKOさんがアトリエを開きました。その作品を[petites galeries]で掲載中。

そして、チャリティーの様子とそこに集まったこどもたちのsnapも[-007.ぼくたちにできること]と[-007.ぼくたちにできること 2週目]でご覧になれます。

コラム[おや!コミュニケーション]のワカマツタダアキさんの”Q-pot. Peace Chocolate Band”
“Pray for JAPAN”との祈りを込めたチャリティーリストバンドを受注販売中です。
1本525円から、消費税を除く500円全額が子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンや、
青森県/茨城県/岩手県/千葉県/福島県/宮城県への各義援金窓口を通じて被災された方々への支援活動に充てられます。
詳しくは→http://www.q-pot.jp/jp/news/index.html

コラム[こども厨房へようこそ]のはらださちよさんの”Labo Love Japon”
東北地方太平洋沖地震の被災者の方々を少しでも支援したいと、 フランスで働く日本人パティシエ・ブーランジェ・ショコラティエたちが集まりました。義援金活動として、お菓子などの販売を行っています。今後の日程など詳しくは→http://labolovejapon.blogspot.com/

コラム[パリ×子供♥旬なアドレス]の石坂紀子さんの”Hope & Love for Japan”

東日本大震災被災者への義援金活動として、ファッションに携わるパリ在住の日本人たちが中心になって、立ちあげられました。4月30日から2日間のイベントでは、一流ブランドが無償で提供してくれたファッションやアクセサリー、ヴィンテージなどを販売。4月28日現在、ルイヴィトン、ランヴァンなどをふくむ122の一流ブランドが協賛しています。詳しくは→http://hopeandlove.jimdo.com/