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-017.MOEのパリガイド<2>
フランスの学校ではよく課外授業に出かけます。
小学校4年生のMOEはどんなところへ行ったのでしょう。
たとえば、授業ではポエムの暗唱を1年生の時からやります。
その作家の家がパリにあるとわかると「行ってみたい! まだ生きてる?」などと興味津々。
古いお城へ行って、歴史を肌で直接感じたり、勉強したり。
アトリエで彫刻をまねして作ったり。
楽しい体験がいっぱい!!
そんな訳で、MOEの案内するパリです。
MAISONS VICTOR HUGO
photo©manabu MATSUNAGA ↑▶をクリックするとスライドショーが始まります↑
2日目のMOEのパリ案内は、ヴィクトル・ユーゴーの家をご案内します。
ヴィクトル・ユーゴーというと「レ・ミゼラブル」「ノートルダム・ド・パリ」などの小説が有名ですが、ロマン主義の詩人でもあり、政治家でもあった。
フランスのこどもたちは小学校で詩の暗唱をたくさんします。
そんな中にヴィクトル・ユーゴーのポエムもあります。
MOEは小学校3年生と4年生の時にこんな風にノートに書き写し、詩を読んだイメージを隣のページに描きました。
パリのマレ地区、ボージュ広場の一画にヴィクトル・ユーゴー記念館があります。
ヴィクトル・ユーゴーはもういないけれど、その家を訪れるというのはMOEにとってとても不思議な経験。
回廊を散歩しながら、広場の緑を見ながら、タイムトリップ感覚でヴィクトル・ユーゴーの館へ向かいます。
1832年から16年間暮らしたアパルトマン。
重々しい木の扉を開けて階段を上がると、その2階がヴィクトル・ユーゴーと妻のアデル、そして4人のこどもたちが暮らした部屋です。
ヴィクトル・ユーゴーは骨董屋や古美術商で見つけた統一性のないちぐはぐな家具を手に入れ、独特の部屋を作り出しました。
その中には東洋の物も多く、chocolatmagのこどもたちも「これは日本のお皿?」「こっちは中国かな?」
などと、装飾美術家としてのヴィクトル・ユーゴーの感性を感じ取りました。
2階の窓から見下ろす夏のボージュ広場をヴィクトル・ユーゴーはとても愛したと書かれていました。
冬の広場を見下ろしてみる。
「やっぱり夏にもう一度来ようよ。ヴィクトル・ユーゴーの気持ちが知りたいから」とMOE.
メゾン・ミュゼの魅力とは、その家人がどんな思いでこの家に住んでいたか?
この部屋でどんな作品が生まれたのか?
どんな時を過ごしたのか?
そんなことを想像する、体験することなのですね。
夏になったらまた来ようね。
INFO:MAISON VICTOR HUGO
6 place des Vosges 75004 Paris
開館時間:10hー18h
休館日:月曜・祝日
入場無料(特別展有料)
http://www.paris.fr/loisirs/musees-expos/maisons-de-victor-hugo/p5852
photo by Matsunaga Manabu
Text by chocolatmag